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インセンティブ制度を見直す際に考えるべきこと
インセンティブ制度は、成果を数字で適切に測れる職種において、非常に有効に機能します。しかし、賃金に占めるインセンティブの割合を低減(あるいは廃止)し、数字以外の評価要素における割合の増加を検討する場合もあります。この検討を行うきっかけとして…
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人事制度設計における「有意義な他社事例活用」と「無意味な他社事例活用」
筆者が人事制度設計のコンサルティングを行っている段階、あるいは、コンサルティングを行う前の段階において、「他社事例を知りたい」との声を聞くことは多くあります。 弊社では1000社以上での人事制度設計の実績がありますので、事例が多いのは強み…
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「地域限定社員制度」は最適解か? ~地域限定社員制度を廃止した最新事例の紹介~
1:地域限定社員制度とは 転勤したくないという志向の人材増加に伴い、ここ10年程度で地域限定社員制度を導入した企業は多いように感じます。 地域限定社員制度とは、「A.配属場所に限定がないコース」と「B.配属場所が特定の範囲内に限定される…
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職種別の賃金体系にすることの意義
近年、「ジョブ型」という言葉がよく出てくるようになりました。その流れの中で、職種ごとでの専門性を高めるようなキャリアを用意する企業も増えて来ていると感じます。 職種ごとでの専門性を高めるようなキャリアを希望するような人材…
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採用できないのは賃金水準のせいなのか
近年、企業様のお悩みで非常に増えてきているのが、「新卒・中途に関わらず、採用ができなくなっている」という内容です。そして、人が採れない原因として、「賃金が低いことが一番の原因ではないか」といった仮説を立てられる企業様が非常に多いと感じます。…
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賃金制度設計 必ず押さえるべきポイント
賃金制度を設計する際には、「何に対して賃金を支払うか」を定めた上で、それを「どのように支払うか」を決める必要があります。 しかし、「どうのように支払うか」にだけ目が行ってしまい、社内での意思決定が進まない状況をよく目にします。 &nbs…
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【小田原】見せ方や説明次第で印象は変わる。「最低保証の賞与」を通じて感じたこと
過去、ご支援先の企業で、「赤字でも賞与を出すのか」というのが議論となったことがある。今回は、その際に感じたことを記したい。 一般的に、賞与には「生活保障」と「利益還元」の側面がある。日本では「生活保障」の側面が比較的強いと…
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【小田原】これからの時代の人材確保の在り方を踏まえた人事制度策定②
前回は、これからの時代における人材確保の在り方と、考えられる対応方針についてお伝えしました。今回は、人事制度への具体的な落とし込み方について、お伝えしていきます。 前回ご提示した考えられる対応方針としては、次のようなもので…
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【小田原】これからの時代の人材確保の在り方を踏まえた人事制度策定①
皆さんご存じの通り、日本の少子高齢化は進む一方で、労働力人口はますます減少していく見込みです。間違いなく人材確保は企業存続のための重要課題の1つになりますが、これからの時代の人材確保の在り方は、改めて考えなければ、この状況下で十分な採用がで…
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【小田原】目標管理をうまく運用するためには何から着手すべきか?
目標管理を評価ツールとして導入している企業は多くありますが、筆者がご支援先で見る限りは、多くの企業が運用上の課題を抱えておられます。 目標管理の運用は「期初(目標設定時)」「期中(目標遂行過程)」「期末(達成度評価時)」の…