人事制度コラム

人事制度コラム

  • 【森谷】第16回:年俸制は難しい(1)

    「賃金を年俸で支払いたい」というご相談は多いものです。 年俸制が流行った一時のように、「年俸なら残業を払わなくていいんでしょ?」といった誤った相談を受けることは少なくなりましたが、感覚的に捉えて導入を考えている経営者は多いですね。   …

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  • 【森谷】第15回:大企業と中小企業

    大企業と中小企業の人事制度は、在り方が少し違うと考えています。ここでの大企業・中小企業の定義は、単純に従業員規模だとお考えください。   賃金制度においての違いは、前回(第14回ご参照)述べたことも絡みます。 個別対応や特別待遇が多く…

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  • 【森谷】第14回:人事制度の“見える化”と“見えない化”

    人事制度を作る際のポイントとして、「オープン」「シンプル」というキーワードがあります。 できる限り「オープン」にして公正さを追求し、そのためには「シンプル」でなければ社員は理解できない、という理屈かと思います。 人事制度の“見える化”で…

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  • 【森谷】第13回:年齢給の使い方(2)

    (第12回を見ていない方は、まずそちらをご覧ください)   2社目は機械器具の卸売業(社員数50名)です。   ・社長の理念として、若いビジネスマンを育て、一流にしたいという想いがある。 ・一流のビジネスマンを養成するためには、素…

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  • 【森谷】第12回:年齢給の使い方(1)

    企業の基本給を設計する際、「年齢」「能力」「役割」「職務」等の中から選択してコンセプトを設定します。 年齢給は下火であり、能力給はいまだに根強く、役割給は増えてきており、同一労働同一賃金を見据えて職務給にチャレンジする企業が出てきている、…

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  • 【森谷】第11回:マジョリティとマイノリティ(2)

    (第10回を見ていない方は、まずそちらをご覧ください)   ご支援先である建築業のB社では、専門職をマジョリティ(幹線)、管理職をマイノリティ(支線)に設定しています。   もともと、①専門職志向を持った労働者が多い業界であることに…

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  • 【森谷】第10回:マジョリティとマイノリティ(1)

    労働者の勤務志向が多様化するに従い、企業の人事制度も多様化しています。 2013年に実施した調査(労政時報 3847号)によると、「複線型人事制度」を設けている企業は40%を超えており、筆者が人事制度の導入を支援した企業に限れば90%を…

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  • 【森谷】第9回:最低賃金にご注意を(2)

    (第8回を見ていない方は、まずそちらをご覧ください)   今後の総額人件費を予測するにあたり、最低賃金の上昇が大きく影響します。前回、   非正社員全員の年間総労働時間 (1)  × 最低賃金の上昇予測額 (2)  + …

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  • 【森谷】第8回:最低賃金にご注意を(1)

    先日、近くの商店街を歩いていると、ふと気になることがありました。   「アルバイト募集 時給850円~」   本日時点で、京都府の最低賃金は856円です。「~」がついていますので、850円で雇用することはないと思いますが、「時給85…

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  • 【森谷】第7回:強い人事部の作り方(2)

    (第6回を見ていない方は、まずそちらをご覧ください)     強い人事部を作るための観点を述べてみたいと思います。   (1)人事担当者の登用 「現業部門の出身者から人事担当者を任命せよ」というのはよく聞く話です。やはり、現場を…

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