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「評価が中心に集中すること」は悪いことなのか?
人事評価制度の運用において、人件費を考慮した最終的な評価の調整を多くの企業で行っているかと思います。 その中で、「評価ランクの分布割合をあらかじめ決めて、相対調整を行う」という手法を取っていない企業では、評価ランクが真ん中に集中するという…
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【森中】「国家公務員の定年延長」が民間企業の定年延長に与える影響
先般、国家公務員法の改正により、国家公務員の定年が延長されることとなりました(令和3年4月1日改正、令和5年4月1日施行)。改正法の概要については下記URLをご覧ください。 siryou1.pdf (cas.go.jp) …
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【岡本】中小企業の退職金制度について考える②
前回のコラムでは、中小企業と大企業の退職金制度の傾向や世の中の流れなど、退職金制度の現状を述べました。 今回は大企業の多くが基本給と退職金基礎額を切り離す方式を採用しているに着目し、8割以上の大企業が採用している『ポイント方式』による退職…
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【本阪】ベンチャー/スタートアップ企業がはじめての評価・賃金制度を作る際の諸注意事項②
前回は、「ベンチャー/スタートアップ企業がはじめての評価・賃金制度を作る際の諸注意事項①」を解説しました。そちらをお読みでない方は、まずはそちらをご確認ください。 今回は、はじめて賃金制度を構築する際、注意すべき点(特に月給)を二つ取り上…
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適切な等級段階数のあり方
等級制度において、適切な等級段階数とはどのようなものでしょうか。「言語化できる範囲で最大の個数に設定する」というのが、比較的オーソドックスな考え方の1つと言えるでしょう。これは、「言語化ができていなければ、各等級の違いが不明瞭になり、年功的…
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【森谷】中小企業における「ジョブ型人事制度」③
日本の人事制度における等級制度には、大きく3つのパターンがあります。 ①職能資格制度…人の能力が評価・報酬の対象。能力が同じなら賃金は同じ。 ②職務等級制度…人が遂行する職務が評価・報酬の対象。職務レベルが同じなら賃金は同じ…
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【岡本】中小企業の退職金制度について考える
退職金制度は多くの企業に導入されている制度の一つです。ただし、退職金制度を見直す機会はあまり多くないかもしれません。 そこで今回のコラムでは、中小企業の退職金制度の課題や改善点についてお話します。 自社の退職金制度と見比べて、必要があれ…
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【本阪】ベンチャー/スタートアップ企業がはじめての評価・賃金制度を作る際の諸注意事項①
前回は、「ベンチャー/スタートアップ企業はいつから評価・賃金制度が必要?」を解説しました。お読みでない方は、まずはそちらをご確認ください。 今回は、組織が拡大するなかで、等級・評価制度を構築する際に「制度をどこまで精緻につくるべきか?」に…
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実力主義・成果主義のために「ジョブ型人事制度」が必要か?
最近、「ジョブ型」という言葉が世間でよく言われるようになってきました。そうした背景もあり、「ジョブ型人事制度にした方が良いだろうか?」といったご相談をよく受けます。 この際、私は「なぜジョブ型である必要性を感じているのか」…
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【森中】評価制度と多様性②
前回に続き、「評価制度と多様性」という内容です(前回のブログの内容はこちら 評価制度と多様性①)。 前回の内容では、「評価制度を構築することは、ある面では社員に画一的な行動を求めていくという側面があるように思う。このことは、個々人…