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【森中】人事制度が「活きている」会社
初めて訪問する企業であっても、その会社の人事制度が「活きている」かどうかは小一時間話を聞いてみれば大体分かる。ここでいう「活きている」というのは、単に人事制度がシステムとして機能しているということに止まらず、常に人事制度上の課題が最新の状態…
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【森中】学校教員の残業は減るのか?
様々な業界で働き方改革が進んでいる。中心的なテーマの一つとして「長時間労働の削減」があり、特に残業代に関しては人事制度を作る際も避けて通れない難しい課題である。 あまり知られていないが、学校業界は本格的に働き方改革に取り組もうとしている業…
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【森中】人事制度上、「残業」が免除される働き方について考える(2)
(前回を見ていない方は、まず「人事制度上、「残業」が免除される働き方について考える(1)をご覧ください) 今回は、「残業が免除される働き方を人事制度上認めた企業の事例(※育児・介護・傷病等の特別な事情による法律上認められた…
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【森中】人事制度上、「残業」が免除される働き方について考える(1)
「働き方改革」の一環で、長時間労働の抑制に取り組む企業が増えている。労働者の志向にも徐々に変化が見られ、私のクライアント先においても、残業の無い働き方を希望する社員の層が増えてきているように日々感じている。 さて、本来時間…
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【森中】一律定額ではない役職手当がある?(2)
(前回を見ていない方は、まず「一律定額ではない役職手当がある?」(1)をご覧ください) 前回、「一律定額」以外の役職手当の支給方式があることについて述べたが(ある統計データでも、一律定額方式の採用割合は6割を切っている)、…
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【森中】一律定額ではない役職手当がある?
課長6万円、部長8万円など、役職手当は一律定額で支払うのが一般的であるが、そうしなければいけない決まりがあるわけではない。 実際には一律定額で支払う以外の方法も少なくなく、そうした方法が経営者や人事担当者のニーズに適う場合がある。 労務…
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【森中】1人の社員が全社員から評価される多面評価制度事例(2)
(前回を見ていない方は、まず「1人の社員が全社員から評価される多面評価制度事例(1)」をご覧ください) 改めて、A社(社員数70名規模、サービス業)では「挨拶、言葉遣い、笑顔」といった基礎的な項目について、社員全員から評価…
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【森中】1人の社員が全社員から評価される多面評価制度事例(1)
今回は多面評価制度について考えてみたい。ご存知のように、上司による評価が一般的な評価制度の運用であるのに対して、多面評価(360度評価とも言われる)では下位者や同僚からの評価が加わり、総合的に評価点が決定される(顧客や取引先など社外からの評…
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【森中】「人事評価制度をやめる」という選択とその背景について考えてみる(2)
(前回を見ていない方は、まず「人事評価制度をやめる」という選択とその背景について考えてみる(1)」をご覧ください) 私がお会いしたのは何れも2代目経営者の方であり、共通して語られたのは次のような趣旨の内容であった。 &n…
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【森中】「人事評価制度をやめる」という選択とその背景について考えてみる(1)
最近、「人事評価制度を中断ないし廃止した」という経営者の方と会う機会が偶然にも続いた。何れも外部の専門家を雇って一から評価制度を作り、1~2年運用してから中断ないし廃止に至っている。個人的には自身の携わった仕事でそのような兆候が出ていないか…