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人事制度設計における「有意義な他社事例活用」と「無意味な他社事例活用」
筆者が人事制度設計のコンサルティングを行っている段階、あるいは、コンサルティングを行う前の段階において、「他社事例を知りたい」との声を聞くことは多くあります。 弊社では1000社以上での人事制度設計の実績がありますので、事例が多いのは強み…
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新人事制度の導入時TODO
人事制度(人事評価・賃金制度)の変更は、社員にとってインパクトが大きい事柄です。 “何をどうすれば、自分の給料が決まるのか(今後上がるのか)”は、キャリアやライフプランを考える上で大きな関心事ですし、仕事の取組み意欲やエンゲージメントにも影…
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「地域限定社員制度」は最適解か? ~地域限定社員制度を廃止した最新事例の紹介~
1:地域限定社員制度とは 転勤したくないという志向の人材増加に伴い、ここ10年程度で地域限定社員制度を導入した企業は多いように感じます。 地域限定社員制度とは、「A.配属場所に限定がないコース」と「B.配属場所が特定の範囲内に限定される…
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役職定年 再考
1:役職定年制の現状 最近、人事制度改定のご支援をしていると、高確率で検討テーマとなるのが役職定年です。 データによると、2022年の調査において導入している企業は29.1%(労政時報4039号)となっており、2010年の調査から大きく…
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考課者のお悩み解決② 考課者自身の評価の正当性に対する不安
人事考課者が直面する悩みの1つに、自身の評価の正当性に関する不安が挙げられます。評価に対する自信がなく、評価を行う際には不安を感じる考課者は少なくありません。そこで今回は評価に対する根拠を明確にし、評価に対する不安を小さくするための方法を3…
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考課者のお悩み解決① 同じ職場にいない部下の評価のコツ
考課者にとって、部下の成果や行動を正しく評価することは重要な役割です。公平・公正に評価しようとすればするほど、悩まれることも多いのではないでしょうか。 よくあるお悩みのひとつとして、部下との間に物理的な距離がある場合にどのように評価を行え…
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人事制度改定は企業の器量が試される
人事制度改定の目的として意外と多いのは、 「社員の実力と賃金に乖離がある。リセットしたい」 というものです。 ・例えば、人手不足の中、自社本来の賃金水準より高い社員を採用したが、期待していた活躍はしなかった。 …
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年間休日日数・有給休暇取得率の平均とは?世間動向をチェック!
就職活動をしている学生や、転職者が応募する会社を選ぶ際、賃金以上に重視している条件の一つが「年間休日」です。今回は、どの程度「休日」が重要視されているか。企業における「年間休日日数」や「有給休暇取得」の平均はどの程度なのか、統計をもとにチェ…
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職種別の賃金体系にすることの意義
近年、「ジョブ型」という言葉がよく出てくるようになりました。その流れの中で、職種ごとでの専門性を高めるようなキャリアを用意する企業も増えて来ていると感じます。 職種ごとでの専門性を高めるようなキャリアを希望するような人材…
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採用できないのは賃金水準のせいなのか
近年、企業様のお悩みで非常に増えてきているのが、「新卒・中途に関わらず、採用ができなくなっている」という内容です。そして、人が採れない原因として、「賃金が低いことが一番の原因ではないか」といった仮説を立てられる企業様が非常に多いと感じます。…