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【森谷】第2回:中小企業でも人事制度は必要か?(2)

前回は、「人事制度にどんな意味を持たせるか」について書きました。

過去に接したお客様では、以下のような目的が多かったと思います。

 

  • 社長一人では見られない規模になったので、見られるようなツールを作りたい。
  • 社長と幹部・管理職の評価基準を共通化させたい。
  • 言うだけでは伝わりにくい。形あるものとして表現したい。
  • 社員に、「我が社で将来どうなっていけるのか」を見せてやりたい。

 

中小企業での人事制度のキーワードは、「見える化」「共通言語」といったところでしょうか。

 

大企業で働く社員と比べると、中小企業で働く社員は不安を感じています。

評価・処遇を「見える化」し、「共通言語」を持ってコミュニケーションできるような人事制度が中小企業に適していると、今日も感じながら仕事をしています。

 

執筆者

森谷 克也 | 人事戦略研究所 所長

企業の成長を下支えする人事戦略の策定・活用が図れるよう、
経営計画・人事システム・人材育成を一連で考える
人事戦略コンサルタントとして実績を積んでいる。
企業支援においては、①企業風土(社風、経営理念など)を大切にすること、
②中期的視点(業界環境、管理者レベル等)を持つこと、
③そして何よりシンプルで分かりやすいことをモットーとしている。