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【森谷】第3回:求められる仕事が高度になっている

総合職・一般職制度を設けている企業は多いと思われますが、

最近、「運用が難しくなってきた…」という声をよく耳にします。

 

今お手伝いしているA社でも課題となっていました。

 

区分を明確にするために、「総合職は、現在もしくは将来において、高度な判断力・分析力・企画力を必要とする基幹的・・・」と、例のごとく定義しようとします。が、

「うちは一般職のほうがよほど高度な判断力を持っている(笑)」と、A社経理部長。

 

その昔、総合職=基幹業務、一般職=補助業務などと定義されていました。

派遣社員やパート社員が少なかった時代、人海戦術で仕事を処理する部隊が一般職でしたが、それは現在、高性能なパソコンがやってくれます。

すなわち、一般職であっても、一定の判断力が求められ、クレーム・トラブル対応を行い、繁忙期には遅くまで残業をしています。

 

誰でもできる仕事はIT技術に取って代わられたことで、全員が(昔に比べると)高度な判断力・企画力を求められるようになってきました。

時代は変化しています。

 

議論を尽くした結果、先週、A社は総合職・一般職制度を廃止することになりました。

 

執筆者

森谷 克也 | 人事戦略研究所 所長

企業の成長を下支えする人事戦略の策定・活用が図れるよう、
経営計画・人事システム・人材育成を一連で考える
人事戦略コンサルタントとして実績を積んでいる。
企業支援においては、①企業風土(社風、経営理念など)を大切にすること、
②中期的視点(業界環境、管理者レベル等)を持つこと、
③そして何よりシンプルで分かりやすいことをモットーとしている。