人事制度のつくり方

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評価者の心構え

人事評価をしたことがない人や、漫然と評価をしている人に「人事評価の目的とは」と問いかけると、多くの人が「賃金査定のツール」と回答します。
確かに、人事評価は査定のために使われるですが、それは一番の目的ではありません。

 

人事評価の一番大きな目的は「人材育成のツール」です。

人事評価表には会社の期待が込められています。社員に対して「企業人としての期待する人物像」「習得してもらいたい能力」「求めてる成果」等を示しています。それをもとに評価者が評価をして、被評価者と共に振り返りを行い、出来ている点とそうでない点を明確にし、今後の強化項目を共有することで育成につなげます。これが人事評価の一番の目的です。

 

人事評価が「査定ツール」となった場合に評価者が考えることは、「子供もできたし給料を上げたい」「あいつは言うことを聞くから賞与を上げたい」等です。このようなことが蔓延してしまうと、人事評価は機能しなくなります。評価の不公平さにより社員が不信感を募らせたり、最悪のケースでは優秀な社員の退職に繋がります。

だからこそ評価者にしっかりとした教育を行い、「心構え」「スキル」「知識」の習得・強化をする必要があります。

 

まずは、評価者に「人事評価は査定ツールではなく育成ツールである」という心構えを強く認識させましょう。そのうえで、次回のテーマである「評価スキル」を強化していくと効果的です。