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【森谷】人事ポリシー②

人事ポリシーは、以下の要素・順番で整理すればよいと考えています。

 

(1) 人事理念
人事ポリシーにおける最上位概念です。
経営理念の人事版だと思っていただければ分かり易いと思います。
経営理念が経営や社員の判断軸だとすれば、人事理念は会社が社員にどう向き合うかの判断軸と言えます。

 

(2) 求める人材像
社員が備えるべきマインドとスキルです。
マインドは、志向・意識・考え方などで、スキルは知識・技術などです。
これは、階層や職種により異なりますので、複数の定義が必要です。

 

(3) 人材マネジメント方針
「採用」「定着」「配置」「育成」「代謝(退社)」に「外注」を加え、5+1領域で考えます。
各領域は、求める人材像により方針が異なりますので、求める人材像の定義ごとに検討します。

 

これらは、外部環境(景気、勤務志向など)や内部環境(経営方針、年齢構成など)により変化しますので、定期的に見直す必要があります。

この人事ポリシーを前提として、人事諸制度が設計でき、行動規範が言語化でき、要員計画が立案できるようになります。

 

追って解説させていただきます。

(次回に続く)

執筆者

森谷 克也 | 人事戦略研究所 所長

企業の内部環境・外部環境の変化を想定し、企業の成長を下支えする人事戦略の策定・推進が図れるよう、「経営計画-人事制度-人材育成」を一連でデザインする組織・人事コンサルタントとして実績を積んでいる。
カタチや理論に囚われない、「中小企業の実態に即したコンサルティング」を身上とし、現場重視で培った独自のソリューションを多く開発している。