言語化することの重要性
様々な企業様のご支援する中で、経営者の方と直接やりとりさせていただくことも多くあります。
その中でよく感じるのは、「経営者の方はやはり優秀である」という事と、「経営者が考えている事は、優秀であるが故に簡単には伝わらない」ということです。
以下、実際にあった具体例を挙げてみます。
人事制度改定のご支援でA社の社長と直接やりとりをしていました。その中で、「管理職には“創造力” “分析力” “解決力”の3つを求めたい。しかし、この3点について普段から重要性を説き指導にあたっているものの、身に着くまでに至っていない」との与件がありました。
そこで、社長自身が3つの力を発揮して実現したことの具体的なエピソードをいくつかヒアリングし、それらを踏まえ以下のような要素にブレイクダウンしてみました。
ご覧になった社長からは、「まさに言われてみればこの通りである。自分は無意識のうちにこうした事を言っているが、言語化するまでには至っていなかった。こうして言語化してもらったので、今後の指導もやりやすくなる」と言っていただきました。