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業種別人事制度6 運輸・物流業

著者:株式会社新経営サービス 人事戦略研究所 山口俊一
出版社:中央経済社
定価:2,200円(税別)

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運輸・物流業は、価格競争、サービス競争が激化しています。また、典型的な労働集約型産業であり、ドライバー不足と燃料費高騰による収益低下圧力も克服しなければなりません。そこで、総額人件費は抑制しつつ、人材採用・定着に必要な賃金を確保し、人材のレベルアップを図るための、人事・給与制度を構築する必要があります。

本書では、人事制度全般の構築・見直しを行う際の基本的な手順やポイントをわかりやすくまとめると同時に、職種ごとの人事評価シートや等級基準書など、運輸・物流業の特徴を踏まえた人事制度の具体例を紹介します。

 

 

本書の構成

 

目次

 

はじめに

 

第1章 人事制度の全体像と設計の流れ

人事制度の全体像
これからの時代のトレンド
業界特性や自社の方針・社風に合ったものにする
社内プロジェクトの進め方
推進スケジュール

 

第2章 運輸・物流業の人事制度のポイント

運輸・物流業の経営環境
運輸・物流業組織特性
運輸・物流業の人事制度のポイント

 

第3章 現状分析、方針検討の進め方

総額人件費を分析する
給与水準を分析する
賞与水準を分析する
年収水準を分析する
人員構成を分析する
将来の人員構成、人件費を予測する
経営陣の意向を確認する
社員の意識を確認する
人事理念をまとめる
制度改定方針をまとめる

 

第4章 等級・職位制度の作り方

等級、職位の考え方
等級フレームの設計<事例①>
等級フレームの設計<事例②>
等級フレームの設計<事例③>
等級基準を作成する
昇格基準を設定する
役職定年制を考える

 

第5章 人事評価制度の作り方

人事評価の目的
職種別人事評価表の設計手順
成果・業績評価基準の設計
成果・業績評価基準の設計<事例①ドライバー職>
成果・業績評価基準の設計<事例②営業職>
成果・業績評価基準の設計<事例③管理職>
プロセス評価基準の設計
プロセス評価基準の設計<事例①ドライバー職>
プロセス評価基準の設計<事例②ドライバー職、配車担当職>
プロセス評価基準の設計<事例③管理職>
職種別人事評価表<事例①ドライバー職(スタッフクラス)>
職種別人事評価表<事例②作業職(チーフ)>
職種別人事評価表<事例③メンテナンス職(管理職)>
評価の実施、運用ルール
持ち点方式による調整例
評価者訓練の進め方
面接者訓練の進め方

 

第6章 給与制度の作り方

賃金制度の種類と設計の観点
基本給の種類
昇給ルールの種類
給与制度例①<オーソドックスな給与テーブル>
給与制度例②<ランク給と能力給の組み合わせ>
給与制度例③<職種別の基本給テーブル>
諸手当の設計手順
役職手当の設計
家族手当の設計
住宅手当の設計
その他の手当の設計
給与移行シミュレーションと減給者への移行措置
残業削減に向けた取り組み

 

第7章 賞与・報奨制度の作り方

賞与制度の種類
業績連動賞与の考え方
月給をベースにした賞与制度
等級別基礎額をベースにした賞与制度
ポイント制の賞与制度
報奨金制度の設計
表彰制度の検討

 

第8章 退職金制度の作り方

退職金制度の種類
退職金水準と資金準備状況を把握する
月給をベースにした退職金制度
ポイント制の退職金制度
中退共を活用した事例
確定拠出年金を活用した事例

 

第9章 周辺制度の作り方

定年再雇用制度
地域限定社員制度の活用
契約社員の活用
教育・研修制度
資格取得支援制度

 

第10章 社員説明、導入の進め方

組合協議の進め方
社員説明資料を作成する
社員説明会を開催する
Q&A集を作成する
おわりに 外部ブレーンの選び方・使い方